「美術館女子」は何が問題だったのか。「美術界のジェンダー格差を強化」「無知な観客の役割を女性に」
美術館連絡協議会(以下、美連協)と読売新聞オンラインによる新企画「美術館女子」が、開始早々SNS上で大きな批判に晒されている。
本企画は、「読売新聞で『月刊チーム8』を連載中のAKB48
チーム8のメンバーが各地の美術館を訪れ、写真を通じて、アートの力を発信していく」(公式サイトより)というもの。その第1弾では、小栗有以が東京都現代美術館を訪れる様子を画像メインで伝えている。
この企画に対し、6月12日の公開後の週末、SNS上では批判の声が相次いだ。指摘されている主な問題は、「〇〇女子」という言葉に含まれるジェンダーバランスへの意識の欠如と、美術館がいわゆる「映え」のみの場所としてとらえられかねない見せ方をした点にある。
違うやり方できたはず
美術手帖で「統計データから見る日本美術界のジェンダーアンバランス
」を執筆した社会学者の竹田恵子は、美術館の楽しみ方は多様であることが前提としつつ、「『美術館女子』企画は、ほとんどの女性が美術のなかで『描かれる側/視られる側』=客体化されてきたという議論を無視しているかのように、女性観客をも客体化したつくりになっている」と指摘。さらに、以下のように続ける。
「美術界自体は女性のほうが多い業界であるにも関わらず、女性は低い地位にある傾向が強い。『~女子』という言葉は基本的に男性主体の文化に女性が参入する場合、有徴化するための言葉です。ゆえに当該企画は美術界のジェンダー格差を強化していると考えます。 女性(観客)の主体性を無視し、『無知』の側に(のみ)置いていることも問題です。
美術館に普段来ない層を呼び込むためならば、これらの構造的・歴史的背景を勘案していれば、もっと違うやり方ができたはずだと思います。 ぜひ事前に、ジェンダーの専門家に聞いていただければ、違ったアプローチをご提案できたのになあ、と残念です」。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1a1ea66276bca47908a38b0331350b9c96109a79
今までの入口でみんな入って来なかつたんだから、新しい入口は必要だと思うんだけどな
少しでも客が増えれば展示への予算も増やせるのに
したり顔が新参を弾くコンテンツって衰退するだけなのにな
どうでもいいだろ別に
締め上げていくスタイル
実にバカバカしい企画
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1592280643/
1:
名無しのエクサワロスさん
2020年06月17日 06:10
ID:pVDKaaQY0
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